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2019の投稿を表示しています

12月の林試

写真は、以前撮ったもの。林試の森公園の水仙はまだほとんど目立たない。高校生の頃、12月9日だけは水仙を花屋で買ってきていた。いつからやめてしまったのだっけ。林試の園内、早咲きの池畔の株は咲き始めている。それ以外、通路脇あちこちの、いつもの決った場所にツンと葉を伸ばしているけど、花はまだ。 12月の林試 2019年の林試 総時間(時間): 16 177 総距離(km): 108 1,172 Activity(回): 14 173

ラヴェルも驚くでき

久しぶりに南北線に乗り、ふと見上げてボレロだな。あれれ、でもちょっと変、4段目。まあ、デザインとして作る人達には、楽譜の正確さなど気にはならないのだろうな。

11月の林試

写真は、去年の11月中旬に高尾山から見えたもの。今年の11月は匹敵する写真が撮れていないので。 11月の林試 総時間: 17時間 総距離: 115km Activity: 14回

アンドラーシュ・シフ演奏会

コンサートが終わって上野から山手線に乗車すると, 1両に数人。でも, しばらくして見上げると東京駅も過ぎたようで, 向かいの席の老若男女7人全員が携帯の画面に目を伏せているほどには混んでいた。いつもの様子だ。 しかし, 昨晩の演奏会は何だったのだろう。「皇帝」が終わった時, なぜか不思議にも涙が流れ, なぜかちょっと恥ずかしかった。こんな感動始めてだ。わけがわからない。 サー・アンドラーシュ・シフ & カペラ・アンドレア・バルカ  Sir  András  Schiff & Cappella Andrea Barca J. S. バッハ ・・・ 『音楽の捧げ物』 BWV.1079より  6声のリチェルカーレ モーツァルト ・・・   交響曲第41番  ハ長調K.551 「ジュピター」 ベートーヴェン ・・・   ピアノ協奏曲第5番  変ホ長調Op.73 「皇帝」 楽員はステージに集まり, 席に立ったまま指揮者を待つ。ああいうスタイルも指揮者とひとつの思いで繋がっているようで,なかなか格好いい。他のオーケストラのコンサートでこういう始まりを見た覚えがない。忘れているだけかな。 1曲目のリチェルカーレは, 高校生の頃, NHK-FM「現代の音楽」のテーマだった。ヴェーベルン/A.Webern編曲で冒頭のホルンが今思い出しても泣ける。あの頃をきっかけに, 音楽を聞くようになったし, ヴェーベルンの全集まで買ったんだったっけ。もう黴だらけになっているかもしれない, 随分針を落としていないから。今回の演奏では弦に割り当て, 上手に位置した2nd.Vnから始めていた。1st.Vnは4プルト半。コントラバスは2人が左右に一人ずつ位置していた。シフは曲が始まったらじっと聞くふうで, 手は動いていない。でもなぜか奏者と繋がっているという後ろ姿だった。 2曲目のジュピターにはアタッカではいった。確かにバッハからの繋がりでこの形は深い。左コントラバスの白鬚美しいクラウス・ストールが印象的。本当に楽しそうに楽器を弾いているのが, 見ても聞いてもステキだ。 休憩後の始まりでは, 集まった楽員は座って待ち, シフに促されて立ちあがっていた。こういう始まりなんだね。「皇帝」は, 冒頭の頑強に胸をはった様な音楽も素敵だけど,

10月の林試

中旬に低山の岩場で転倒したことから, ちょっとひどいことになり, 10月はあまり走らなかった。 10月の林試 総時間: 13時間 総距離: 74km Activity: 10回

瑞牆山

未明に出発, 瑞牆山(みずがきやま)。「牆」の字を書くことはまず無いけど,ツクリは「薔薇」の「薔」のクサカンムリが無いやつと思えばまあ書ける。中央道・須玉ICから瑞牆湖・増富温泉を経て瑞牆山荘近くの駐車場に着いたのは午前7時40分。東京から2時間半ほどだった。 歩き始めて60分程で富士見平小屋。釜焼きピザが自慢のようだ。そう言えば, 往路の車窓からも「ピザあり」の看板が目立っていた。この辺に来る人たちはどうやらピザが好物らしい。僕も好きだけどね。 3時間ほどで頂上に。大きな岩が多く,こんなに両手を使って岩にしがみついたことはなかった。頂上はまさに「岩峰」そのもので混雑していた。持参のお湯でカップスープを作り,おにぎり昼食をとり,下りの混雑や帰路渋滞が気がかりですぐ下山。 残念にも,下山途中,大きな岩盤で「滑るなよ,滑るなよ...」と滑った。目の下の骨を岩にぶつけ,肘をすりむきちょっと悲惨な状況。でも切れてはいないのでラッキーだった。転んだのは久しぶり。 早めに降りたので下山の混雑はそれ程でもなかったが,高速は大月からの大渋滞。八王子でグズグズ進むのも我慢の限界となり,甲州街道他をまわって家まで5時間近くかかった。でも,全体として,天気にも恵まれ息子の好サポートもあり,なかなかの快適山行だった。

9月の林試

香遠くして益(ますます)清く、 亭亭として浄く植(た)ち、 遠観すべくして 褻翫すべからず (宋・周敦頤) これは蓮の花を称える知られた句。東晋の陶淵明が愛したのは「隠逸の華」である菊、唐代の人々が愛したのは「富貴の華」牡丹。しかし周敦頤が愛したのは「君子の華」蓮だった。 林試の彼岸花は今年は遅れぎみで、目下全盛。花の紅と細く長い茎の緑。特に、白から薄緑そして濃緑。すがすがしくすっくと伸びるグラデーションがその蓮のように美しく思える。 9月の林試 総時間: 23時間 総距離: 151km Activity: 19回 両腕がかなり黒く焼けた。

8月の林試

蝉噪林逾静 蝉噪(さわ)ぎて林逾(いよいよ)静かに 鳥鳴山更幽 鳥鳴きて山更に幽(おくふか)し (六朝梁・王籍) 8月の林試 総時間: 27時間 総距離: 172km Activity: 21回 暑い中,結構努力した。

7月の林試

緑樹陰濃夏日長 緑樹 陰濃(こま)やかにして夏日長し 楼台倒影入池塘 楼台 影を倒(さか)しまにして池塘に入る (晩唐・高駢) 7月の林試 総時間: 24時間 総距離: 148km Activity: 18回 結構走った。

一時停止のこと

とかく老人は, 自分が間違った行動をしていないという自負からか, 人の誤りに対して厳格な批判をしがちに思う。 先日はちょっと変ったタイプの「厳格さ」にでくわした, と言うよりそれが通り過ぎた。住宅街の小さな交差点にさしかかった時のこと。交差する道路に一時停止の規制があったのだが, 止まって左右を確認していたら, 後ろを歩いてきたご老人が, 「向こうが一時停止をしなければならないのだから, 止まって左右を確認する必要などないよ」と抜いて行った。 ルールがどうであれ痛い思いをするのは自分なのだから, 止まって確認が正解だろうなあと思いつつ, 平生感じていた「自転車の一時停止の問題」を思い出した。そもそも, 交通整理の行なわれていない交差点では一時停止が指定されているか否かに関わらず, 止まって左右を確認することが求められている。しかし実際の場面で, 止まらない車を見ることは稀なのに, 止まる自転車を見ることはほとんどない。まして一時停止が指定されている場合, 自転車も停止線で止まらねばならぬのに, 数えてみたことはないが, 100台に1台も停止はしないだろう。それで僕は意固地に停止することにしている。自転車の場合ですよ。歩いている時は無論止まりなどしないけど。自転車で遠出の時などわざわざビンディングを外し, 左足を着いて停止するわけで面倒なことこの上ない。でも敢えて止まる。車で交差点にさしかかった時と同じだ。 それなのに, チャイルドシートなどを付けたアシストバイクのほとんどが一時停止できちんと停止しないのはなぜなのだろう。子供が座っていたら一段と安全に気をつけるべきだろうに。道路交通法第43条違反。罰則は,「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金」とあるようだ。自転車でも同様だ。立派な法令違反であることを知らないのだろうか。それでもし, 自動車との事故に巻き込まれでもしたら, 過失割合は"4対6"くらいか。自分の治療費が10万円で車の修理費が30万円だとすると, 単純には自分の負担は16万円位となるから, 怪我をおった上で更に車の修理費を6万円負担しなければならない計算になる。 それでも一時停止を無視して交差点につっこんで行くのはなぜだろう。「交差道路に迫ってくる車の音が聞こえないから」だろうか。でも今時, 極端に音が小さい車も多い

梅もぎ

今年は梅が豊作。 雨の隙間をみて収穫したらめずらしく18kgにもなった。駐車スペースの脇にほったらかしの老木なのに見事。わずかに赤みを帯びてまるまるとした実もすごく綺麗。梅ぼし, 梅ジャム, 梅酒, 梅ジュース…。 紅を刷く青梅にしていとしさよ    青邨 たまたまに葉のつく梅のゆかしさよ    子規

旅ラン ー 西湖10km

西湖西端の根場(ねんば)に車を置いて1周。ちょうど10kmだった。ほとんど上り下りはないものの, 久しぶりの長めのランで息が切れがち。途中, 湖畔に1軒だけやっとみつけた「カフェ」。店番のアメリカン・ショートヘアーが客に関心無い素振りで実に猫らしい。壁に飾られた写真の中に, 湖水が湖畔を覆った時の様子があり, 「ああ, そういうことがあった」と, 昔のニュース映像を思い出した。コースは終止車道。周回中の自転車や, ジョギングの何人かとすれ違う。

稲荷山コース

空模様は雲が多く幾分NGだったが, 久しぶりなので出発。朝のラッシュがまだ残っている時間だったので, ちょっとまいった。混雑などと無縁な暮しだからね。 高尾山口からは, このところ通っていなかった「稲荷山コース」で頂上へ。他より少し長い。ゴール直下の長い階段に辟易しつつ,上に着いて見渡すと, 遠足の小学生の群れ。いやあ, 明るく活気に満ちている。駅で買ったおにぎり弁当。小休止。下りは, いつもの6号路から。そのまま昼過ぎには帰宅した。

ネコとイヌ

地下鉄のアナウンスでちょっと驚いた。「ネヅ」, これをネコのアクセントで言っている。高低で言えばネが高く,ヅが低い。それを繰り返す。僕なら, 「イヌ」のように「ヅ」を高く言うのになあと思ったわけ。「根津権現」や「よく知られた俳優」もいたし…。そういえば, 以前, 「信濃町」を「ヤマザクラ」のように言っているのに気づいた時にもなんとなく違和感を覚えた。 写真は, 旅ランで見かけた閘門(荒川ロックゲート)

兄のChaopi

写真はChaopi, お兄ちゃん。 年寄りの無表情はコワイ。同世代の一人としてそう思うのです。町ですれちがう人生ベテラン達のほとんどが「冷たい無表情」で歩いているように感じる。若者の無表情なら,単に何も考えていない様子だな, と思うだけなのに, どうしてだろうか。愚か者に見えてもかまわず「ニタニタ」歩くほうがいい気がする。 こんな風に考えていたら, 音楽も同じに思えてきた。「うまい」プロ達はそれこそいくらでもいますが, ほとんどは無表情。

高尾山

暖かくなった。のんびりぶらぶらと高尾山に。ケーブル駅脇から6号路をたどる。いつもながら, 登山道も混んでいる。頂上まで1時間。山頂のビジターセンターが新しくなっていて, 山頂も混んでいた。小仏城山方向に下ったらやっと静かに。そう, こっちはケーブルカーでは帰れないからね。小仏峠まで1時間。春らしく暖かな日で, 途中から見えた相模湖も霞んでいた。峠から30分下ってバス停から高尾駅へ向かう。平日なのにバスはギューギュー。臨時便が追いかけてきて後ろを走っていた。このごろは平日なのにどこに行っても満車になることが多い気がする。同年輩の「お年寄り」ばかりで。

林試は河津桜が満開

写真はDaopi  かなりすまして写っている。お兄ちゃんのChaopiは次の機会に。 2月の林試 総時間: 9時間 総距離: 61km Activity: 12回 河津桜が満開。まわりの保育園・幼稚園の子供たちがその間を走りまわっている。でも写真は撮らなかった。どこにでもある写真にしかならず, きちんとした写真にはできそうもないので。 そういえば, このごろよく知らない人に話しかけられる。なぜだろう。この前も, 朝早い電車で丹沢に向かっていたら読んでいる本のことで隣席の女性が話しかけてきた。見るともなく見えた僕の文庫の内容が素敵だ, というのだ。めずらしいことだ。寺山修司の句が見えていたようだ。「葱坊主どこをふり向きても故郷」。書名を山手帳のページを切って書き留めてあげたらうれしそうに微笑んで受けとってくれた。 故郷を離れたことがない身からすると, 若い頃に故郷をわずらわしく思う感覚は実感はできない。でもあの女性には, きっと触れるものがあったのだろう。うらやましい。

椿

林試の椿が美しい。この時期によく思うけど,「水仙の首折れ」って季語が無いのは不思議だ。 先日, ドブリノヴのリサイタルがすてきだった。ギーゼキングのソナチネが演奏されたけど, おもしろそう。私にとっては新即物主義の100%ピアニストだったけど, フルートの曲があるのですね。村松では2,000円ほどで入手できるよう。でも, 全体的に言って「何がすてきな演奏だった」と思わせるのだろう。いや, 一番大きな要因としていう意味でだけど。

タファネル・ゴーベールの4番

河津桜が咲き始めている林試で, 日課のゆっくりゆっくり5km。遊びに来ている近所の保育園の子にもズンズン抜かれる。最初の1キロでは, いつも「今日はちょっとつらいし, 1周2キロでやめておこう」と思う。でも1周するうちにそんなことは忘れ, いつのまにか5キロになる。普段の楽器の練習でも同じだと思う。大昔, 市場先生がコピーをくださったタファネル・ゴーベールE.J.4番のスケール練習を今でも最初に鳴らす。これで, 気分が乗らない日も不思議と笛に向かうようになっていく。単純に繰り返すことの意味って, こんなところにもあるのかもしれない。 参加している管楽室内合奏団の年1回の定期演奏会が終った。録音を聴くと, やはりどうも「演奏に対する思いいれ」が強すぎ。空まわりして一段とヘタなのが露になる。クラリネットのように淡々と鳴らしたいものだなあ。他の楽器の裏にまわって響きを作っている箇所ではなかなかいい働きをしているように思うのだけど。前に出る箇所が来ると, やはりヘタ。

林試の水仙

今日は, とりわけ風が冷たかった。林試で走るコース沿いに何種類かの水仙の株があり, 12月頃から順に花を開き始める。今は紅梅も咲きだしている。 僕のスピードでは, 日々の5kmに30分ちょっとかかる。その間, だいたいぼんやり走る。たまに考え事もする。例えばfacebookのこと。どうもfacebookになじめなくなってきた。以前はtwitterのアカウントも持っていたけど, そちらは凍結したまま。気にそわない人達が盛んに利用しているのを知ったころから, いやになってfacebookが中心に。でもどうもやはり他の人が気になる。'...SOCIAL...'なのだから当然かと思いながらも, 知り合いの投稿を読めば「いいね」しなければと気をつかってしまうし, 自分で何か書けば「いいね」を無言で期待するような気もする。どうもとらわれた感じで自由ではない。今年に入ってからはこちらも見なくなっている。結局のところ, SNSが性に合わないようだ。