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6月, 2019の投稿を表示しています

一時停止のこと

とかく老人は, 自分が間違った行動をしていないという自負からか, 人の誤りに対して厳格な批判をしがちに思う。 先日はちょっと変ったタイプの「厳格さ」にでくわした, と言うよりそれが通り過ぎた。住宅街の小さな交差点にさしかかった時のこと。交差する道路に一時停止の規制があったのだが, 止まって左右を確認していたら, 後ろを歩いてきたご老人が, 「向こうが一時停止をしなければならないのだから, 止まって左右を確認する必要などないよ」と抜いて行った。 ルールがどうであれ痛い思いをするのは自分なのだから, 止まって確認が正解だろうなあと思いつつ, 平生感じていた「自転車の一時停止の問題」を思い出した。そもそも, 交通整理の行なわれていない交差点では一時停止が指定されているか否かに関わらず, 止まって左右を確認することが求められている。しかし実際の場面で, 止まらない車を見ることは稀なのに, 止まる自転車を見ることはほとんどない。まして一時停止が指定されている場合, 自転車も停止線で止まらねばならぬのに, 数えてみたことはないが, 100台に1台も停止はしないだろう。それで僕は意固地に停止することにしている。自転車の場合ですよ。歩いている時は無論止まりなどしないけど。自転車で遠出の時などわざわざビンディングを外し, 左足を着いて停止するわけで面倒なことこの上ない。でも敢えて止まる。車で交差点にさしかかった時と同じだ。 それなのに, チャイルドシートなどを付けたアシストバイクのほとんどが一時停止できちんと停止しないのはなぜなのだろう。子供が座っていたら一段と安全に気をつけるべきだろうに。道路交通法第43条違反。罰則は,「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金」とあるようだ。自転車でも同様だ。立派な法令違反であることを知らないのだろうか。それでもし, 自動車との事故に巻き込まれでもしたら, 過失割合は"4対6"くらいか。自分の治療費が10万円で車の修理費が30万円だとすると, 単純には自分の負担は16万円位となるから, 怪我をおった上で更に車の修理費を6万円負担しなければならない計算になる。 それでも一時停止を無視して交差点につっこんで行くのはなぜだろう。「交差道路に迫ってくる車の音が聞こえないから」だろうか。でも今時, 極端に音が小さい車も多い

梅もぎ

今年は梅が豊作。 雨の隙間をみて収穫したらめずらしく18kgにもなった。駐車スペースの脇にほったらかしの老木なのに見事。わずかに赤みを帯びてまるまるとした実もすごく綺麗。梅ぼし, 梅ジャム, 梅酒, 梅ジュース…。 紅を刷く青梅にしていとしさよ    青邨 たまたまに葉のつく梅のゆかしさよ    子規

旅ラン ー 西湖10km

西湖西端の根場(ねんば)に車を置いて1周。ちょうど10kmだった。ほとんど上り下りはないものの, 久しぶりの長めのランで息が切れがち。途中, 湖畔に1軒だけやっとみつけた「カフェ」。店番のアメリカン・ショートヘアーが客に関心無い素振りで実に猫らしい。壁に飾られた写真の中に, 湖水が湖畔を覆った時の様子があり, 「ああ, そういうことがあった」と, 昔のニュース映像を思い出した。コースは終止車道。周回中の自転車や, ジョギングの何人かとすれ違う。