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稲荷山コース

空模様は雲が多く幾分NGだったが, 久しぶりなので出発。朝のラッシュがまだ残っている時間だったので, ちょっとまいった。混雑などと無縁な暮しだからね。 高尾山口からは, このところ通っていなかった「稲荷山コース」で頂上へ。他より少し長い。ゴール直下の長い階段に辟易しつつ,上に着いて見渡すと, 遠足の小学生の群れ。いやあ, 明るく活気に満ちている。駅で買ったおにぎり弁当。小休止。下りは, いつもの6号路から。そのまま昼過ぎには帰宅した。

ネコとイヌ

地下鉄のアナウンスでちょっと驚いた。「ネヅ」, これをネコのアクセントで言っている。高低で言えばネが高く,ヅが低い。それを繰り返す。僕なら, 「イヌ」のように「ヅ」を高く言うのになあと思ったわけ。「根津権現」や「よく知られた俳優」もいたし…。そういえば, 以前, 「信濃町」を「ヤマザクラ」のように言っているのに気づいた時にもなんとなく違和感を覚えた。 写真は, 旅ランで見かけた閘門(荒川ロックゲート)

兄のChaopi

写真はChaopi, お兄ちゃん。 年寄りの無表情はコワイ。同世代の一人としてそう思うのです。町ですれちがう人生ベテラン達のほとんどが「冷たい無表情」で歩いているように感じる。若者の無表情なら,単に何も考えていない様子だな, と思うだけなのに, どうしてだろうか。愚か者に見えてもかまわず「ニタニタ」歩くほうがいい気がする。 こんな風に考えていたら, 音楽も同じに思えてきた。「うまい」プロ達はそれこそいくらでもいますが, ほとんどは無表情。

高尾山

暖かくなった。のんびりぶらぶらと高尾山に。ケーブル駅脇から6号路をたどる。いつもながら, 登山道も混んでいる。頂上まで1時間。山頂のビジターセンターが新しくなっていて, 山頂も混んでいた。小仏城山方向に下ったらやっと静かに。そう, こっちはケーブルカーでは帰れないからね。小仏峠まで1時間。春らしく暖かな日で, 途中から見えた相模湖も霞んでいた。峠から30分下ってバス停から高尾駅へ向かう。平日なのにバスはギューギュー。臨時便が追いかけてきて後ろを走っていた。このごろは平日なのにどこに行っても満車になることが多い気がする。同年輩の「お年寄り」ばかりで。

林試は河津桜が満開

写真はDaopi  かなりすまして写っている。お兄ちゃんのChaopiは次の機会に。 2月の林試 総時間: 9時間 総距離: 61km Activity: 12回 河津桜が満開。まわりの保育園・幼稚園の子供たちがその間を走りまわっている。でも写真は撮らなかった。どこにでもある写真にしかならず, きちんとした写真にはできそうもないので。 そういえば, このごろよく知らない人に話しかけられる。なぜだろう。この前も, 朝早い電車で丹沢に向かっていたら読んでいる本のことで隣席の女性が話しかけてきた。見るともなく見えた僕の文庫の内容が素敵だ, というのだ。めずらしいことだ。寺山修司の句が見えていたようだ。「葱坊主どこをふり向きても故郷」。書名を山手帳のページを切って書き留めてあげたらうれしそうに微笑んで受けとってくれた。 故郷を離れたことがない身からすると, 若い頃に故郷をわずらわしく思う感覚は実感はできない。でもあの女性には, きっと触れるものがあったのだろう。うらやましい。

椿

林試の椿が美しい。この時期によく思うけど,「水仙の首折れ」って季語が無いのは不思議だ。 先日, ドブリノヴのリサイタルがすてきだった。ギーゼキングのソナチネが演奏されたけど, おもしろそう。私にとっては新即物主義の100%ピアニストだったけど, フルートの曲があるのですね。村松では2,000円ほどで入手できるよう。でも, 全体的に言って「何がすてきな演奏だった」と思わせるのだろう。いや, 一番大きな要因としていう意味でだけど。

タファネル・ゴーベールの4番

河津桜が咲き始めている林試で, 日課のゆっくりゆっくり5km。遊びに来ている近所の保育園の子にもズンズン抜かれる。最初の1キロでは, いつも「今日はちょっとつらいし, 1周2キロでやめておこう」と思う。でも1周するうちにそんなことは忘れ, いつのまにか5キロになる。普段の楽器の練習でも同じだと思う。大昔, 市場先生がコピーをくださったタファネル・ゴーベールE.J.4番のスケール練習を今でも最初に鳴らす。これで, 気分が乗らない日も不思議と笛に向かうようになっていく。単純に繰り返すことの意味って, こんなところにもあるのかもしれない。 参加している管楽室内合奏団の年1回の定期演奏会が終った。録音を聴くと, やはりどうも「演奏に対する思いいれ」が強すぎ。空まわりして一段とヘタなのが露になる。クラリネットのように淡々と鳴らしたいものだなあ。他の楽器の裏にまわって響きを作っている箇所ではなかなかいい働きをしているように思うのだけど。前に出る箇所が来ると, やはりヘタ。